鳥海高太朗ブログ「きまぐれトラベル日記」

航空・旅行アナリスト、ANA「What's up? ANA」編集者、帝京大学航空宇宙工学科非常勤講師の鳥海高太朗が、最新旅行トレンドから、きまぐれでテーマを選び、旅行情報を発信する旅行ブログです

2004年11月

11/30(火) いよいよ明日 羽田空港新ターミナルオープン 空港アクセスはこうなる

いよいよ明日羽田空港第2ターミナルがオープンします。新しい第2ターミナルはANA(全日空)とAIRDO(北海道国際航空)が使用。また現在のビッグバードは、第1ターミナルとして、JAL(日本航空)、SKY(スカイマークエアラインズ)、SNA(スカイネットアジア航空)が利用します。空港アクセスの変更点について取り上げます。

・列車関係
東京モノレール http://www.tokyo-monorail.co.jp/
東京モノレールは、12月1日より現在の羽田空港駅から延伸して、新ターミナル「羽田空港第2ビル駅」まで乗り入れます。現在の羽田空港駅は、「羽田空港第1ビル駅」に名前が変更になります。延伸に伴いダイヤ改正が行われ、好評の快速列車の所要時間が約1分短縮され、浜松町=羽田空港第1ビル駅間17分。浜松町=羽田空港第2ビル駅間を19分で結びます。快速列車の停車駅は、浜松町・天王洲アイル・羽田空港第1ビル・羽田空港第2ビルです。快速運転本数は、平日9本増(計49本)土休日2本増(計69本)に拡大します。

京浜急行 http://www.keikyu.co.jp/
京浜急行は既に駅完成時に新ターミナルを想定して作られています。ホームは両ターミナルの間にありますので、第2ターミナル利用時はホーム先端の出口を、第1ターミナル(現在のターミナル)利用時はホーム後方の出口をご利用下さい。第1ターミナルは赤、第2ターミナルは青で色分けされております。新ターミナルオープンに伴うダイヤ改正は、先行して10月30日に行いました。http://www.keikyu.co.jp/press/mk_pre/20040930dia.pdf

・空港リムジンバス
空港リムジンバスは、両方のターミナルにそれぞれ停車いたします。

各地から羽田空港着のバスは、
東京・埼玉・千葉(アクアライン路線を除く)・北関東方面からのバスは第2(ANA)→第1(JAL)の順に
横浜方面・東京湾アクアライン方面からのバスは第1(JAL)→第2(ANA)の順に停車いたします。

羽田空港発は目的地に関わらず、
第2(ANA)始発で第1(JAL)を経由して目的地に向かいます。乗車前に時間指定の乗車券が必要になりますのでご注意下さい。バスの時刻はダイヤ改正がない路線では、今日までの時刻が第2ターミナルの出発時刻になり、第1ターミナルは第2ターミナル出発時刻5分後の出発となります。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.limousinebus.co.jp/oshirase/oshirase_index.html
http://www.keikyu.co.jp/bus/mk_auto/161118.html

・駐車場
第1ターミナル(JAL)は現在使っている駐車場「P1」「P2」を、第2ターミナル(ANA)は新ターミナルに隣接した「P3」をご利用下さい。

11/29(月) ベトナム・ホーチミン「タンソンニャット国際空港」

110a8db7.JPG今日はベトナム・ホーチミンシティの玄関口「タンソンニャット国際空港」についてです。
タンソンニャット空港は、日本&東南アジア便が多く乗り入れ、また以前植民地として支配いていたフランスのパリからも唯一ヨーロッパから直行便が就航しています。また12月後半より、ベトナム戦争以来初めてアメリカ・ユナイテッド航空が香港=ホーチミン線を自社機で乗り入れします。
タンソンニャット空港は、ホーチミン市内から車で20分〜30分程度かかる場所に位置しています。距離はあまり離れてませんが、ベトナム特有のスクーターバイクの大群によってあまりスピードは出せません。空港から市内までの間にバイクの大群の姿を目の当たりにすることができ(写真)、初めてベトナムを訪問した人はカルチャーショックだと思うくらいすごい光景です。

私も何度か利用してますが、昔(3年前)は軍隊あがりの役人らしき人が入国審査官を務め「入れてやる」という雰囲気で、また入国審査の後の税関も、スーツケースで開けられ、チェックが終わると、自分でふたを閉めろっていう感じで気分を悪くした人も多くいるそうです。私の場合、当時は現地の会社の人が気を利かせて、多少のお金を知り合いの空港職員に渡し、飛行機を降りたところで待機してもらい、その方にパスポートを渡し、手続きを一任してもらいました。現在は入国審査官・税関職員の対応も非常によくなり、エスコートの必要は全くなくなりましたね!!

ターミナルは前回利用した3年前に比べかなりリニューアルされ、以前は暗いイメージから、かなり明るくなった印象です。出発ロビー内の免税店・ビジネスクラス用のラウンジも大きくなり、最近はインターネットカフェやフットスパ&手や頭のマッサージをしてくれるリラックスラウンジもあります。フットマッサージはUS12ドルからです。
他の国の空港と違うところは、出迎え客・見送り客は一切ターミナルの中に入ることが出来ないこと。チケットを持った人のみがターミナル内に入ることが出来ます。というのもベトナムでは、ベトナム人が出稼ぎなどで海外へ出るとき、親戚などが大勢空港に集まり見送り&出迎えをするので、乗客数並にこれらの人々が空港に来ているので、空港内の立ち入りが制限されています。とにかく便数の割に空港の到着ロビー前・出発ロビー前は混雑しています。3年前は出迎え客が待つ到着ロビーには屋根がなく、雨が降ると傘をさして到着客を待っている珍しい光景でしたが、現在では屋根も付いて雨の日でも安心です。この空港は到着した時から、いろんな意味でベトナムの人間模様を感じることが出来る場所です。

11/28(日) ベトナムコーヒーは甘いけど美味しい!!

447d14ee.JPG昨夜、ベトナム・ホーチミンからチャイナエアライン・台北乗り換えで帰国しました。成田着が夜9時前で、東京の自宅に戻ってから旅行の片づけをしていて、今朝はゆっくり寝ていたので、更新が遅くなってしまいました。

さて昨日告知した通り、ベトナムコーヒーについて取り上げます。写真にもありますがベトナムコーヒーは専用の器具を使ってドリップするスタイルでとても濃厚な味と香りがしますが、一般的にはグラスの下に練乳をたっぷり入れてドリップしたコーヒーと混ぜて飲むのがベトナムコーヒーのスタイルです。練乳入りのコーヒーのことをベトナム語で、ホットの場合は「カフェスーナム」。アイスの場合は「カフェスーダー」というそうです。「スー」とはミルクのことを言い、「ナム」は熱い、「ダー」は氷という意味だそうです。練乳入りはとにかく甘いです。練乳が入っていない「カフェナム」「カフェダー」もありますが、せっかくベトナムコーヒーを飲むのであれば練乳入りを一度試して見るとよいと思います。私は、現地で駐在している日本人の方と路上のお店で飲みましたが、4人でコーヒーを飲んで、200円くらい。つまり一人一杯50円程度で飲め、道端に簡易の椅子とテーブルを用意してくれます。ベトナムではお洒落な喫茶店も最近増え、イタリア式のエスプレッソコーヒーの店もありますが、私は路上で本格的なベトナムスタイルで飲むコーヒーが好きです。甘いコーヒーなので、必ずお茶が付いてきます。こういったお店で注意しなければならないのが氷。ホットであれば問題ないですが、氷が原因でお腹を壊すケースがありますので、こういったお店ではホットの「カフェスーナム」をお薦めします。といいながらも最終日前だったので、私はアイスコーヒーの「カフェスーダー」を注文しました。現在のところお腹も特に問題ありません。ベトナムに訪れた際には是非トライしてみてください。

私は以前からベトナムコーヒーが好きで、日本でも東京六本木の交差点近くにある「TRUNG NGUYEN COFFEE(チュングエンコーヒー)六本木店」は本格的なベトナムコーヒーが300円台で楽しめます。ベトナム国内でも有名なコーヒーチェーンで日本1号店です。日本で本格的なベトナムコーヒーが飲みたくなったら是非どうぞ!!

11/27(土) ベトナムといえば・・・ベトナム麺「フォー」

69eda02b.JPG昨日は終日ホーチミンシティに滞在。スーパーマーケットの視察や市場・工場視察などに行って来ました。数年前に比べ格段にベトナム経済は良くなっています。今後ますます発展することでしょう!!また今年の4月から15日以内の滞在に限りビザが不要になったのも、ビジネスにも観光にも追い風になると思います。

お待たせしました。ようやくベトナムグルメの紹介です。ベトナムでは朝食・昼食を問わず食べられていて、ベトナムコーヒーと並び、これを食べないとベトナムに来た気分にならないのが、ベトナム麺「フォー」です。本場は首都のハノイ(ホーチミンからは約1000キロ北)ですが、ベトナム全土で食べられています。米から作られた平たい麺のことを「フォー」といい、具にチキンが入っているフォーを「フォー・ガー」、牛肉入りのフォーを「フォー・ボー」、豚肉入りを「フォー・ヘオ」と言います。ベトナム語で「ガー」は鶏肉、「ボー」は牛肉、「ヘオ」は豚肉という意味です。通常は道端で簡単な椅子とテーブルで食べるのが一般的で3年前にホーチミンを訪れた時には、そのようなスタイルで食べて「フォー」1杯50円程度でしたが、今回はお客さんを連れている関係で、レストランスタイルのフォー専門店で食べました。それでも1杯170円程度(道端の店の3倍ですが・・・)で食べれます。

私が好きなのは「フォー・ガー」(写真)。つまり鶏肉入りのフォーですが、私が食べた「PHO(フォー)24」という店ではもやし、香菜、タマネギなどが別皿に盛られ、好みに応じて入れることが出来ますので、香菜が苦手な方でも大丈夫です。米を使った麺ですのでとっても食べやすくて、特に朝食に適していると思います。今日はこれからホーチミン午前11時発の便で台北経由で東京に夜8時過ぎに戻りますが、今朝はホテルの朝食はパスして、再びフォーを食べに、ホテル近くのフォー専門店に食べ納めに行って来ました。これで初日の夜に行ったベトナム料理を含めて、ベトナムグルメを十分に満喫。大満足です。今日で帰国しますが、明日はベトナムコーヒーについて取り上げたいと思います。

11/26(金) カンボジアの首都プノンペン

昨日はカンボジアのプノンペンを観光して、夜の飛行機でベトナムのホーチミンに戻ってきました。初日の夜と同じ「シェラトン サイゴン ホテル&タワーズ」に宿泊してますが、我が家に戻ってきたような気分です。ホテルの部屋で高速インターネットが使え、エグゼクティブフロアのラウンジでは無線LANが使えるので大変便利です。明朝は朝から予定が詰まっていますので、今日は深夜に更新させていただきます。

昨日まで私が3日間滞在したカンボジアの英語での正式名称は「KINGDOM OF CAMBODIA」。日本語に直すと「カンボジア王国」。王制を敷いています。先月、長年国王として君臨していたシアヌーク前国王から新しい国王のシハモニ新国王にバトンタッチしました。プノンペンでは、道路上や公共施設・ホテルなどには、シアヌーク前国王・前国王婦人・シハモニ新国王の写真が多く飾られています。ちなみに現在の国王は51歳ですが独身だそうです。
昨日王宮に行って来ましたが、王宮は1866年にノロドム王がプノンペンを都と定めた時に建てられ、ポル・ポト政権が終わり1991年にシアヌーク殿下が帰国を果たし、1993年に国王に即位して以来、現在でも国王が居住して公務を行っています。中心の建物は「即位殿」。「即位殿」では国王が首相や閣僚などと懇談する際や王室行事などに使われているそうですが。中央にある載冠用の王座は、即位載冠の儀式の際のみに座ることが出来る椅子で、国王でも即位の時のみ、一生に一回しか座ることが出来ません。今回の国王継承によって国王になった新国王も先日の載冠式で金色の王座に座ったそうです。その他王宮の塀を隔てた南側にある「シルバーパゴダ(銀寺)」も共通して言えることは特徴のある建物ばかりで見事なものです。
余談ですが、カメラを持ち込み王宮内で写真を撮ると2ドル、ビデオは5ドル徴収されるそうです。(私はカメラをバスに置いていきました)

またカンボジアを語る上で忘れてならないのはポル・ポト政権。私が生まれた昭和50年代前半に迫害を受けて大虐殺が行われました。刑務所として使われ、現在は「トゥールスレン刑務所博物館」として、ポル・ポト時代の刑務所をそのまま残し、拷問の様子・実際に使われた道具の展示や迫害によって殺された人の写真などが展示されています。ポル・ポト時代の1975年あたりから1978年頃までに、ここでは約2万人が収容されて生きて刑務所を出たことが出来たのは6人のみだそうです。私はあまりの残酷さ、特に迫害を受けて罪もないのに拘束され、番号札を首からかけられて、手錠をかけられた姿での写真が多く展示されてますが、まだ30年も経たない前の出来事と考えるとショックで写真を撮す気持ちにもなりませんでした。現在では、先月王位継承がありましたが、首都プノンペンの政情は安定しております。ポル・ポト時代の空白期間を早く挽回して、貧困を無くし、国の経済が発展することを願うばかりです。

11/25(木) カンボジア・アンコールワットの観光物価

昨夜、アンコールワットの玄関口であるシェムリアップから、首都のプノンペンに移動しました。国内線が1時間遅れで、ホテルに着いたのが夜10時になってしまいました。

昨日は、シェムリアップから車で20分ほどの東南アジア最大の湖「トンレサップ湖」で船に乗ってきました。とても大きな湖でプノンペン、更にベトナムまでも続いている湖だそうです。船乗り場周辺では約1万人の人々が水上家屋で生活してますが、簡単に木を組み合わせただけの家で、本当に貧しい生活を目の当たりにしました。小さな子供たちが満足な教育も受けられない現状で、これがカンボジアの本当の姿だと思うと非常に悲しいです。ポル・ポト政権の迫害の影響は今でも多く残っています。

今日でカンボジアに来て3日目になりますが、とにかく物価が安いです。今回ベトナムの会社の方にカンボジアの観光の手配をしてもらいましたが、中型バスを貸し切って、ドライバー付きで2日間+到着日の夜の出迎えを含めて1台180ドル。日本語のガイドが同じく2日間+到着日の夜で70ドル。合わせて250ドル。今回私たちは8人で移動しているので一人あたり30ドル少し、それにアンコールワットの1日入場料20ドルを加え、2日間+空港送迎で一人約50ドルでアンコールワットを廻ることができました。私もこれまでに多くの国へ旅行してきましたが、かなり割安感があります。

食事代も同様で、街中のレストランのディナーセットや私が宿泊していた4つ星ホテルのディナーバイキングが一人8ドルで食べれます。特段に美味しい物はありませんが、8ドルであればとってもお得に感じる内容。どこでもライスとカレーはありますし、スープ、やきそば、チャーハンなどもあり、特別おすすめの料理が無いと言われるカンボジアでは、バイキングスタイルの食事がベストだと思います。昨日はランチに美味しい物を食べようということで、5つ星ホテルでシンガポールのラッフルズホテル系列の「ラッフルズ グランドホテル アンコールワット」に行ってランチバイキングを食べてきました。一人あたり22ドルしましたが料理もサービスも最高。さすがラッフルズホテルというだけある内容でした。種類も豊富で特にデザートが充実。カンボジアでは考えられないくらい満足なランチでした。「ラッフルズ グランドホテル アンコールワット」は建物も立派でプールもあり、アンコールワット+リゾートの両方を楽しみたい方には最高のホテルです。私も宿泊した4つ星クラスのは1泊120ドルでしたが、5つ星ホテルは1泊300ドル以上するそうです。

今日はプノンペン市内を観光して、夜の飛行機でベトナム・ホーチミンシティに戻ります。

11/24(水) 世界遺産「アンコールワット」

56c376e4.jpg昨日は、カンボジア・アンコール遺跡見学に行って来ました。アンコール遺跡は、カンボジア第2の都市シェムリアップの中心から北へ5キロほどの場所が入り口になっていて、アンコール遺跡は東京23区に匹敵する範囲に広がるアンコール王朝の遺跡群です。1992年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。

数多くのアンコール遺跡の中で特に有名な「アンコールワット」「アンコールトム」の2つの遺跡を見てきました。アンコール遺跡群は巨大な公園の中に遺跡が点在している感じで、そのスケールに圧倒されてしまいました。私は今までこれほど大きな遺跡を見たことがありません。それくらい見事なものです。
「アンコールワット」は12世紀前半にクメール建築の傑作で、アンコールとは王都、ワットとは寺院のことをいい、単一の遺跡としては世界最大規模で、「アンコールワット」を観光するだけで約2時間を費やすくらいの大きさです。囲壁・第1回廊・第2回廊・第3回廊が、中央塔の周りを囲い、壁に描かれた石の彫刻も見事なものです。クメール建築では通常正面は東とされますが、「アンコールワット」では西が正面とされ、外堀の西の参道を渡り、西塔門をくぐると、アンコールワットの全景が見渡せる写真を撮るにはベストポジションです。(掲載している写真もそこから写したものです)
また「アンコールトム」は、12〜13世紀初頭に建てられた城塞都市で、トムとは、大きいという意味です。「アンコールトム」の中心は仏教寺院「バイヨン」は、多くの神々の像があるなど、「アンコールワット」とは違った趣があり、これもまた素晴らしいです。

アンコール遺跡の入場料は1日US20ドル。3日券は40ドルです。現在はトップシーズンで日本人・韓国人を中心に多くの観光客で賑わっています。アンコール遺跡を訪れる方は年配の人が多いですが、私も含め20代の若者の姿も目立ちました。現在ホテルの建設ラッシュで数年後にはもっと多くの人で賑わうと思います。
世界遺産「アンコールワット」は一生に一度は見る価値場所です。一度是非行かれてみてはいかがでしょうか!!今日は日中はシェムリアップに滞在して、夜の飛行機でカンボジアの首都プノンペンに移動します。

11/23(火) カンボジアのビザ取得&入国審査は裏金でスムーズ

現在、カンボジア・アンコールワットの玄関口、シェムリアップにいます。
OCNの国際ローミングで無事カンボジアの首都プノンペンのアクセスポイントに接続できました。ですので日記を更新させていただきます。

現在は観光シーズン真っ只中で、日本人と韓国人の観光客を中心にホテルも人で溢れています。昨夜、私はホーチミンシティからベトナム航空の定期便で来たのですが、到着便が重なり小さな空港は大混雑。荷物のターンテーブルも1つしかありません。機内の乗客もオール外国人(日本人と韓国人で約8割)で、機内アナウンスはベトナム航空にも関わらず英語のみのアナウンスでした。

カンボジアは現在でもビザが必要です。事前に日本でも取得可能ですが、空港で20ドルと写真1枚あれば、その場で取れます。今回私は仕事でお世話になっているお客様をお連れして8人で来てまして、私が雑用係としてシェムリアップ空港で全員のパスポートを預かりビザ取得の列に並びましたが、係員から「How many?」と聞かれ、「8 people」と答えると、係員が「10ドル払えば並ばなくていいぞ」と言われ、10ドルを支払い、数分でビザを取得。ビザの審査なんかはまるでなく、ビザのシールをパスポートに貼るだけで、外貨稼ぎの意味合いが強い感じがしました。ビザ取得後に、同行している方が先に入国審査の列に並んでもらっていたので、入国審査は15分くらいの待ちで出来ましたが、後方に並んでいるグループに対して、入国審査官がお金を要求して、その見返りにすぐに入国審査の手続きをしてもらえる姿を何度も目の当たりにしました。入国審査官がお金を要求する姿はカルチャーショックでしたね!!まだまだ後進国です。
今日はこれからアンコールワットに行って来ます。

11/22(月) チャイナエアライン搭乗記 成田=台北=ホーチミンシティ

現在、ベトナムのホーチミンに来ています。昨日夕方に到着した時のホーチミンは気温27度くらい。予想していたよりは涼しく、現地の方からも最近は比較的涼しいそのとのこと。それでも今日は日中は32度程度まで上がるそうです。

早速昨日搭乗したチャイナエアライン(台湾)について取り上げます。成田9:40発の台北行きに搭乗しましたが、火曜日が祝日ということもあり、成田空港は大変混雑していて、出国審査も抜けるのに10分程度かかりました。今回はビジネスクラスの利用ですが、ビジネスもエコノミーも満席。チャイナエアラインのビジネスクラスに搭乗するのは今回で2回目(前回は8年前)ですが、格段に進歩していました。まず座席ですが、私が搭乗した機材はボーイング747-400型機は、シートピッチも50インチ程度あり、今人気のあるフラットシートではありませんが、とてもゆったりとしたシートになっています。また一世代前のタイプの個人用モニターが付いていて、映画をはじめ、任天堂のゲームなどでも遊ぶことも出来ます。また機内には日本語の新聞はもちろん、海外の航空会社にしては日本語の雑誌類も多数搭載されていました。「CREA」の最新号なども搭載されていました。
特にレベルアップしたのが機内食。ビジネスクラスの場合は、中華・和食・洋食と3種類から選べ、前菜・メインと別々のお皿で、お客様のペースに合わせ運ばれてきます(最近はビジネスクラスでも前菜とメインが同時に出てくることが多いです)。味もGOOD。私は中華をオーダーしたのですが、前菜の海老の冷製、スモークチキン、湯葉豆腐、帆立サラダは、全てがレベル以上の味で大変満足しました。メインのスイートポーク・高菜の炒めもまあまあといった感じです。一緒に同行している人は和食をオーダーしてましたが、とても美味しかったそうです。食事をして、少し眠ったらあっという間に台北に到着。15分程度到着が遅れたため、乗り継ぎは1時間。チャイナエアラインのビジネスクラスラウンジで過ごしましたが、チャイナエアラインのホームページなどでも紹介されている自慢の「ヌードルバー」にも行って来ました。いくつか種類があって注文してから麺を茹でてくれるのがとっても嬉しいです。もちろん料金は無料です。味は普通でしたが、アイデアとしては抜群によいと思います。日本の航空会社でも、讃岐うどんバーみたいなものを作って、お客様のニーズに合わせて、注文に応じて調理してラウンジ内で食べられれば嬉しいなぁとホーチミンに行く飛行機の中で考えてました。
台北からホーチミンまでは今回エアバス300型機。成田=台北に比べれば席はやや狭いですが、この機材で運航するビジネスクラスの割にはシートピッチがあり、意外と快適でした。さすがに機内食は成田=台北&ラウンジでのヌードルでお腹が一杯だったので、デザートのハーゲンダッツのストロベリーアイスクリームとコーヒーだけをいただきました。成田=台北、台北=ホーチミン共にクルーの方も親切でとても好感が持てました。台湾人のクルーの方でも多くの人が片言の日本語を使ってサービスしてくれます。これは夏に乗ったアシアナ航空でも同様です。
今回ビジネスクラスの往復を東京の旅行会社で往復12万円弱で購入。台北での乗り継ぎとはいえ、とっても快適なフライトで、費用対効果から見れば、お得度&満足度はかなり高いです。また成田からはホノルルへも週5便運航していて、2名以上で同じ旅程であれば、かなり安い価格でビジネスクラスが販売されてますので、私個人としてはお薦めです。唯一の不満はマイレージの提携が大手ではデルタ航空のみである為、マイル稼ぎには適していない点です。どこかのアライアンス(航空連合)に加盟すればもっと便利になるのですが、現在のところ加盟の予定はありません。

以前はイメージもあまり良くなく、一昔前までは、羽田空港から飛べることだけがメリットでしたが(現在は成田空港を使用)、現在は大きく改善されたと思います。少なくとも私は今回のフライトで悪いイメージは全て払拭されました。また利用してもいいと思えるフライトでした。

※本日は、夜の飛行機でホーチミンシティからカンボジアのシェムリアップに移動します。カンボジアでは通信事情が良くない為にダイヤルアップでインターネットに接続できない可能性があります。場合によっては日記の更新が出来ない可能性もありますのでご了承ください。

11/21(日) ベトナムは15日以内の滞在であればビザは不要です

今日から1週間の予定で商用でベトナム・カンボジアに向け出発します。今日はこれからホーチミンシティまで行きます。
今回のフライトは台北乗換のチャイナエアライン。往復とも台北での乗り継ぎが1時間半前後で、特に帰りは午前11時ホーチミン発、台北で乗り換えて夜20:40成田着ということで、深夜便を使わずに日本に戻ることが出来るのが魅力です(直行便の復路は全て深夜便 ホーチミン=成田の復路は5時間くらいの飛行時間なので、眠るには飛行時間が短すぎで、着陸直前に朝食で起こされるなど日本に戻ってからが少々きついです。)。台北は、成田=ホーチミンの飛行ルート沿いにあるので距離的なロスも少ないです。フライトの様子はこの日記で取り上げたいと思っております。
ちなみにホーチミンシティへの直行便はベトナム航空(成田・関西・福岡)・全日空(成田)・日本航空(成田・関西)、首都のハノイへはベトナム航空(成田)・日本航空(成田・関西)が運航しています。

私が今回行くベトナムは従来ビザが必要で、前回私が行った時(2001年)には、現地の会社からビザの招聘状を送ってもらい、小田急線代々木八幡駅から徒歩10分弱のベトナム大使館に申請に行きました。その頃から日本人に限りノービザにする話が現地で駆けめぐってましたが、ようやく今年の4月より、観光・ビジネス目的の渡航で日本国旅券を持っている日本人に対して、15日以内の滞在に限りビザが不要になりました。往復航空券もしくは第3国行きの航空券が必要になります。気軽に行けるようになったベトナムに注目です。

11/20(土) 2泊4日の旅程も可能なスイスインターナショナルの格安航空券

今日は東京=チューリッヒ(スイス)を週5便(往路日・月・水・金・土、復路現地日・火・木・金・土)運航している、スイス インターナショナル エアラインズについて取り上げます。
ビジネス色が強い路線でもあることから、ファーストクラスビジネスクラス共にフラットシートが搭載され、エコノミークラスでもシートピッチは、平均を上回る32〜33インチ(約81.5cm〜84cm)で、9.0インチのパーソナル・テレビを使って英語・オーディオサービスをオン・デマンドで楽しむことが出来ます。またチューリッヒ空港での乗り継ぎもスムーズでヨーロッパ各都市へ短時間で乗り継げるスケジュールが組まれています。

私が最もおすすめする理由は、スイスインターナショナルの格安航空券の多くは最低滞在期間が設定されていないところです。ペックス航空券・格安航空券の多くが、ヨーロッパの場合3泊5日以上が義務づけられていて、2泊4日の旅程だと、格安航空券でも運賃はかなり高額になります。でもスイスインターナショナルの格安航空券は、ネット専門で格安航空券を販売しているソニーグループのSKYGATEでは、
スカイゲート LX(スイスインターナショナル)ヨーロッパ行き格安航空券
iconが12月上旬の出発82000円で販売されています。せっかくのヨーロッパなので、もっとゆったりとした日程を取ることがベストですが、ビジネスでの渡航、時間はないけどどうしてもヨーロッパに行かなければならない時などに重宝するチケットと言えます。このチケットを使えば場合は、金曜日成田を11時に出発、チューリッヒ乗り継ぎ便でミラノへは17:40着、ロンドンに17:45着、パリには19:05着に到着。翌日の土曜日は丸1日フリータイム。そして日曜日、ミラノ11:05発、ロンドン8:50発、パリ10:05発にてチューリッヒへ。チューリッヒ13:05発にて、翌月曜日の朝8:55に成田に到着します。主な都市へのフライトスケジュールはこちらをご覧下さい。
強行スケジュールですが、金曜日1日と月曜日半日会社を休めば、週末ヨーロッパ旅行も実現不可能ではありません。月曜が祝日あれば1日休みで組める日程です。例えば、どうしてもパリで絵画の展覧会が見たい!!ミラノでしか手に入らないバックを買いたい!!など目的がしっかりしていれば2泊4日も悪くないです。私は今年北米で2泊4日の旅をしましたが、1都市の滞在であれば、十分楽しむことが出来ると思います。スカイゲートのスイスインターナショナルの格安航空券は前日まで発券可能ですので、使い勝手も良いです。是非ご利用下さい。

11/19(金) 東京駅近くにある旅行専門の図書館「旅の図書館」

今日は金曜日、来週は火曜日が勤労感謝の日の祝日ということもあり、気持ち的にもゆとりがあるのではないでしょうか?

そろそろお正月を含めて、冬の旅行を計画している人も多いと思いますが、今日は旅行準備に役立つ、日本で唯一の旅行専門の図書館「旅の図書館」について取り上げます。場所は、東京駅八重洲北口から徒歩2分の第2鉄鋼ビル地下1階にあります。「旅の図書館」は、JTBが運営する旅行に関する書籍・ガイドブックなどを専門に集めた図書館で、最新の旅行雑誌、国内・海外のガイドブック、紀行文など25,000冊を超える蔵書があるなど、旅行に関する情報を調べるには最適な図書館といえます。本の貸し出しは行ってませんが、必要な箇所はコピーすることが出来ます。
私が個人的に凄いと思ったのは、日本に乗り入れをしている多くの航空会社の機内誌の最新号がまとめて読めることです。旅行好きの方であれば長時間過ごすことが出来ると思います。

開館時間は月曜日〜金曜日、午前10時から午後5時30分までで、入場は無料です。是非ご利用下さい。

11/18(木) JALマイレージバンク国際線特典航空券 11月末までに交換すれば12月以降の出発も2割引

昨日はプロ野球ドラフト会議が行われ、ダルビッシュ投手は日本ハムに、注目された15歳の辻本投手も予想通り阪神に指名されました。今後の活躍が期待されるところです。

さて10/11のブログでも取り上げましたが、JALマイレージバンクでは現在「JAL特典航空券 インターネット予約でマイル割引キャンペーン」が実施されてます。キャンペーン期間も今月末(11/30)までになります。国際線エコノミークラス特典航空券は、今月中に予約・手配を完了すれば(マイルの引き落とし&発券手続きを完了)、キャンペーンのマイル数(2割引)で有効期間内(1年間)にて利用できます。つまり来年の夏の旅行にも使うことが出来るのです。
予定が決まってないけど目的地が決まっている方にお薦めです。そんな方はとりあえず、来年の9月か10月あたりの適当な日に予約を入れ、利用する日が決まったら予約の変更を行うといった方法がベストです。たまに予約した日を忘れてしまうことがあるので、注意してください。必ず仮に予約を入れた日より前に変更手続きを行ってください。

キャンペーン予約はインターネット予約のみが対象です。
国際線の場合エコノミークラスは2割引で、韓国であれば12000マイル。中国・香港・台湾・グアムなどは16000マイル。東南アジアなどは28000マイル。ハワイ・オーストラリアなどは32000マイル。北米は40000マイル。ヨーロッパは44000マイルで往復の特典航空券に交換できます。
まだ10日近くありますので、ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか!!

11/17(水) 来年夏より羽田=金浦シャトル便増便で日帰り可能へ

ニュースでも取り上げてますが、日本人のヨン様人気は相変わらず凄いですね!!日本のマスコミは今週を「ヨン様週間」と名付けて盛り上がっています。というのも今週は、19日午後に韓国の映画祭の催しでペ・ヨンジュンが映画館で手形を押すイベントに参加する予定や、 『ぺ・ヨンジュン写真展』が、ロッテワールドがある「蚕室ホテルロッテ」にて11月20日(土)から23日(火)までの4日間開催されるそうです。
これらのイベントに伴って明日以降のソウル行き、日曜日以降のソウルから日本に戻る便は満席で、新聞記事によりますと、この影響でビジネスマンが座席が取れすに困っているとのことです。

羽田=金浦のシャトル便が就航1周年を迎えましたが、12月に予定されている日韓首脳会談にてシャトル便の増便を検討する方向で進んでいるとの記事が掲載されています。現在は日韓4社が1日1往復ずつ運航してますが、スケジュール的にも日帰りは難しい点を考慮して、午前10時前後の金浦空港に到着して、午後7時過ぎに金浦空港を出発する便を新設するなど、全体で現在の1日4往復から1日6〜8往復程度の増便を予定しているとのことです。増便は12月の首脳会談で話し合われた後、夏頃から実施される見込みです。
沖縄より近い、ソウルですので日帰り出張というのも飛行機のスケジュール次第で十分可能ですし、このスケジュールであれば1泊2日ソウル旅行もより身近になりますね!!早い増便を願うばかりです。

11/16(火) 「スカイライナーに提言!!是非都営浅草線・京急にスカイライナー乗り入れを」

昨日、ANA成田=上海線で機内インターネットサービスが始まり、ニュース番組などでも沢山取り上げられていました。是非長距離路線への導入が待たれるところです。

今日は昨日取り上げた、上野・日暮里=空港第2ビル・成田空港を結ぶ京成電鉄「スカイライナー」についての提言です。現在、「スカイライナー」を除く京成の特急・快速などは積極的に都営浅草線そして京急に乗り入れ、列車によっては羽田空港まで直通運転を行っています。それに対して「スカイライナー」は上野=成田空港への1路線。都営浅草線・京急への直通運転は行っておりません。せっかく相互乗り入れをしているのであれば、羽田空港=成田空港もしくは品川=成田空港にスカイライナーを現行の上野発に加え1時間に1本程度走らせ、羽田空港・品川(新幹線&JR各線)・大門(大江戸線)・新橋(JR&銀座線)・日本橋(銀座線&東西線)・浅草(銀座線&東武線)・押上(半蔵門線&東武線)・青砥(京成本線)・船橋(JR総武線&東武野田線)・成田・空港第2ビル・成田空港という停車駅でどうでしょうか?

このルートであれば成田空港だけでなく、羽田空港から都心・千葉方面へ向かう方の利用も見込め、羽田空港=都営浅草線内は特急券300円くらいであれば需要はかなりあると思います。つまり1本の列車で、羽田空港から都心に向かう乗客と都心から成田空港に向かう乗客を一緒に運ぶことが出来るので効率UPです。車内清掃や特急券の販売など実現には超えなければならない問題が沢山あると思いますが、是非検討をしていただければと思います。
お知らせ
文化放送(AM1134)「オトナカレッジ」サードシーズンに突入。2015年10月2日(金)より、月に2回、金曜日21時からの「経済・ビジネス学科」で「日本を変える!観光ビジネス研究」をテーマにお話させていただきます。10月の出演は2日と30日です。
http://www.joqr.co.jp/college/
文化放送「オトナカレッジ」、ポッドキャストで聴ける「聴く図書館」
2015年10月から文化放送「オトナカレッジ」出演後にポッドキャストでも講義が配信されます。その名も「聴く図書館」。放送同様によろしくお願いします。
http://www.joqr.co.jp/college-pod/
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