鳥海高太朗ブログ「きまぐれトラベル日記」

航空・旅行アナリスト、ANA「What's up? ANA」編集者、帝京大学航空宇宙工学科非常勤講師の鳥海高太朗が、最新旅行トレンドから、きまぐれでテーマを選び、旅行情報を発信する旅行ブログです

海外旅行

関空から0泊3日、成田から1泊3日で行くニュージーランド(オークランド)スペシャルツアー

3b6449e2.JPG時間はあまりないけど、アジアではなく遠くへ海外へ出かけたい人におすすめの面白スペシャルツアー「ニュージーランド航空 日本就航30周年特別企画 ニュージーランド週末弾丸トラベル」がニュージーランド航空から発売されております。

価格は1泊3日で109,800円(燃油サーチャージなども込み)で目的地はニュージーランドのオークランド。関空発の7月3日(土)は、関空を15:30に出発して、5日(月)朝7:25に帰国する0泊3日、成田発は6月26日(土)・7月2日(金)は成田を18:15に出発して6月28日(月)・7月4日(日)の16:40着の1泊3日となっています。

ニュージーランド航空は、スター アライアンスに加盟していることから、ANAマイレージクラブやUAマイレージ・プラスなどへのマイル積算が可能ですが、現在UAマイレージ・プラスにマイル積算をするとダブルマイルキャンペーン中で、このツアーに参加するだけで、ANA国内線や中国線、UAの台北・バンコク・シンガポール線などに特典交換可能な2万マイル以上が獲得可能です。

関空発は7月3日(土)発、成田発は6月26日(土)、7月2日(金)発の全てが催行確定となっています。

初日はナイトフライトになりますが、早朝到着後の2日目は自由行動も可能ですが、数あるオプション(有料)に参加することができます。その中でもフライトシュミレーターやジャンボ機(ボーイング747-400型機)見学プランなど、普段見ることのできないスペシャルプランもあるそうです。

詳しくはツアー紹介ホームページをご覧ください。(写真はオークランド)
締め切りが過ぎているツアーでも、まだ間に合うとのことですので、興味のある方は是非お問い合わせしてみてください。

「アドリア海の真珠」クロアチア・ドブロブニクより 8/16(日)

1f76787e.jpg夏休みに入り、今年はスター アライアンスの世界一周航空券を使って、アメリカ・ドイツ・クロアチア・イタリア・イギリスの5カ国を8泊11日で廻っております。既に行程の半分近くになり、現在は「アドリア海の真珠」と呼ばれ、古くから海洋都市として栄えたクロアチアのドブロブニクに滞在中です。ドブロブニクへはフランクフルトからクロアチア航空便で首都のザグレブには寄らずに直接入りました。

ドブロブニクは数年前から訪れたいと思っていた場所で、昨年も計画しホテルまで予約をしていたのですが、本の出版の関係で旅行自体を中止したことから、まさに2年越しでやってきました。今回の世界一周旅行のメインです。

ドブロブニク空港に到着後、すぐに世界遺産にも登録され、城壁で囲まれている「旧市街」入口まで徒歩5分の好立地に位置する「ホテルエクセルシオール」にチェックインしましたが、ホテルからのアドリア海、そして旧市街の景色の素晴らしさに圧倒しました。ホテルのお部屋、オープンテラスのカフェ、ビーチ全てからの景色が青い空と共に癒されます。

ドブロブニクでは、建物の屋根は全てオレンジで統一されており、旧市街は全て徒歩で廻ることができます。また旧市街の城壁を1周することができ(1周約2キロ)、街全体を見渡すことができます。また、旧市街にはプラツァ通りを中心にレストランやショップも数多くあり、特に海の反対側はイタリアということもあり、ピザやパスタのお店が多く、また沿岸に位置していることからシーフードレストランも数多く見られました。食事も美味しく、まさにリゾート地として最高のロケーションです。

私の宿泊しているエクセルシオール前には、ビーチ(ホテル前は砂浜がないため、実際には岩辺にパラソルが出て、そのまま海に入ることができます)があり、アドリア海にそのまま飛び込むことが出来ます。私も泳いできましたがとても気持ちよかったです。ホテルの部屋もオーシャンビューで全館無線LAN対応(しかも無料)ということで、特に予定は立てずにホテルの部屋・海・旧市街でのんびりしながら、少しだけですが持参した仕事を片付けながら、ゆっくり過ごしております。

気温も日中は上がりますが(30度を少し超える程度)、朝と夕方以降はかなり涼しく、湿気もないことから、暑さがあまり得意でない私にとっても最高です。最近、雑誌やテレビなどでドブロブニクが取り上げられることが多く、特に若い女性の憧れの場所とも言われてますが、実際に訪れてみて、特にそれを感じました。

しかしながら1991年頃からは内戦により、ドブロブニクも爆撃を受け、そこから修復して、現在の素晴らしい街になったことは、クロアチア人の結束による賜物だと思います。

ドブロブニクには2泊しましたが、今日はこれからオーストリア航空便でウィーン乗り換えでイタリアのフィレンツェに入ります。

BドブロブニクC旧市街(城壁より)


D路地E旧市街


FエクセルシオールG宿泊者専用ビーチ


H部屋からの景色Iテラス

バルセロナで食べたイカスミのパエリア(Arroz Negro) 1/25(日)

73d3bd4d.jpg少し日が空いてしまいましたが、スペイン・バルセロナでの食の話題を紹介します。スペインで楽しみにしていたのがパエリア。パエリアと言えば、海の幸のパエリア、チキンのパエリアなど様々な種類のパエリアがありますが、個人的に気に入っているのはイカスミのパエリアです。

宿泊したホテルから歩いていけ、スペイン国鉄のフランサ駅近くに「Restaurant 7 Portes」というパエリアを中心としたスペイン料理のお店があり、当初は元旦にバルセロナ到着直後に夕食で訪れる予定で考えてましたが、お店にいったら30人近くの行列で断念。翌日のランチに再度訪れることにしました。

ランチのオープンは13時からということで、オープン直後だったことから待たずに入店することができました。そして早速、お目当てのイカスミのパエリア(Arroz Negro)を注文。スペインでは通常、パエリアは2人前からというお店が多いのですが、ここでは1人前から注文することができるのもこのお店を選らんだ理由です。

しばらく前菜の野菜などを食べながら20分近く待つと、イカスミのパエリア(Arroz Negro)が運ばれてきました。お店の方がお皿に取り分けていただき、そして口の中に入れると、その瞬間にお望み通りの味が口の中に広がりました。香ばしいというか、何とも言えない味です。写真を見ていただけるとわかりますが、アサリをはじめ、赤ピーマンなど具材も入っており、あっという間に食べ終わりました。前回のブログで書いたハモンイベリコと今回のイカスミのパエリア、これだけでもスペインに来てよかったと、帰国してから3週間近くになりますが、改めて感じています。

スペインへお出かけの際には是非、お試しください。
イカスミのパエリア2イカスミのパエリア3

バルセロナのサンジョセップ市場で買うハモンイベリコ(生ハム) 1/8(木)

2dd7651a.jpgスペインのバルセロナ、ポルトガルのリスボン、フランスのパリの3都市を4泊という駆け足で巡ってきました旅から6日(火)に帰国しました。最終日のパリは雪で、帰国便の出発が危ぶまれましたが、約4時間遅れで出発することができ、6日のうちに帰国することができました。約半数の便が欠航で、運航している便もほとんどが5時間以上の遅れだったようで、日系(ANA・JAL共に)の便は比較的最小限の遅れで済んだようです。

さて、旅行中の様子についてここからは紹介していきたいと思います。元旦に出発して、まず最初にパリ乗り換えで向かったのがスペインのバルセロナ。今回で3回目のバルセロナでしたが、今回の目的の一つがバルセロナの台所でもあり、観光スポットでもあるサンジョセップ市場です。今回のバルセロナ行きも、ここに再び行きたかったからであります。

その理由はスペインの最高級生ハムであるハモンイベリコ、イベリコ豚(黒豚)にどんぐりを食べさせて育てた生ハムですが、サンジョセップ市場では、必要な分だけその場で切って、食べることが出来ます。今回は一人旅だったこともあり、2種類を50gずつ切っていただきました。1キロあたり148ユーロですが、50グラムであれば7.4ユーロ(850円程度)で買うことができます。それを歩きながら食べましたが、口の中に入れた瞬間にとろける食感に、わざわざバルセロナまで来た意味があったと思いました。そのくらいに感動する味です。前回、バルセロナへ訪れて以来、このような買い方をしています。

その後、しばらく市場内を散歩して、市場内のバルのスペイン風オムレツが美味しそうでしたので、一般的なジャガイモ入りではなく、ネギ入りのオムレツを食べましたが、これまで食べたスペイン風オムレツで一番美味しかったです。食後にはカフェラテ(スペイン語でカフェ・コン・レッチェ)を飲みましたがこちらも美味しかったです。その他にも、サンジョセップ市場の中には、肉屋さんだけでなく、野菜や果物の店や魚の店もあり、歩いているだけでも楽しいです。

個人的にはサグラダ・ファミリアと同じくらい、バルセロナで好きな場所です。バルセロナへ訪れる機会がありましたら、是非行ってみてはいかがでしょうか。


サンジョセップ市場入口ハモンイベリコ2


カット風景市場内バル


バル店内スペイン風オムレツ


カフェコンレッチェ市場内

ANAの北京オリンピック観戦ツアーにまだ残席があります 7/28(月)

北京オリンピックの開幕となる8月8日(金)まで約1週間半になりました。当初は、日本・中国の各航空会社が羽田=北京線を運航する予定でしたが、北京・南苑空港の国際線受け入れの為の整備が整わなかった点、成田=北京線にも比較的空席が出ている点などの影響もあり、JAL・ANA共に一部チャーター便(JALは一般販売もあり)のみ羽田=北京(首都空港)を運航しますが、基本的には東京から北京へ行く場合には、従来通りに成田=北京線を使うことになります。

北京オリンピックを現地で観戦するツアーも発売されてますが、ANAの北京オリンピック観戦ツアーは7月28日時点でまだ空席があるツアーがあり、その中には野球日本代表の試合やサッカーの準決勝、女子マラソンの観戦ツアーも含まれております。観戦ツアーの一覧はこちらのページに掲載されてますので是非ご覧いただければと思います。各競技別の観戦ツアーの情報もご覧いただけます。

今年10月には海外パッケージツアーが燃油サーチャージ込みの総額表示へ 6/13(金)

本日の読売新聞の記事で掲載されてますが(ネット版はこちら)、記事によると、高騰する燃油サーチャージ(7月からの日系航空会社の欧米行きの燃油サーチャージは片道あたり28,000円)が、特にパッケージツアー利用者からわかりにくいという声が多く聞かれていることから、国土交通省では10月までに総額表示に改めるように通達を出す模様です。

最近では、HISをはじめとした一部の旅行会社では、リゾート地へのパッケージツアーを中心に既に総額表示をしているツアーもありますが、わかりやすいことから、利用者には好評のようです。どうしてもパンフレットに記載の旅行代金に5万円以上の追加料金がかかるということは、心理的に旅行離れに繋がる可能性もあることから、私も以前より航空券・パッケージツアー共に総額表示にするべきだと思ってましたので、今回パッケージツアーの総額表示化は非常に良いことだと思います。

今後、燃油サーチャージの在り方について、注意深く見ていきたいと思います。

今年が見納めのヤンキースタジアムでヤンキースVSマリナーズ戦を観戦  5/7(水)

cfca607e.jpg本日、ニューヨークとシカゴの旅行より帰国しました。

さて今回のニューヨーク行きの目的の1つはメジャーリーグ観戦。これまでも2年に1度くらいのペースで大リーグ観戦を現地でしており、ニューヨークのヤンキースタジアムも既に4回目の観戦になりますが、来年から現ヤンキースタジアムのすぐ横に新球場を建設している為に、約85年の歴史のある現ヤンキースタジアムは今年で見納めということ、更にゴールデンウィークにニューヨーク・ヤンキース対シアトル・マリナーズ戦が開催されることから、この時期に休暇とANA便の情報収集を兼ねて、ニューヨークに出掛けることになりました。

現地5月3日、4日の2試合を観戦(3日・4日共にデーゲームでしたが、3日はニューヨークのJFK空港に11時半過ぎに到着後、ホテルに荷物を預けて球場に直行しました)しました。両方共にマリナーズ戦であり、ヤンキースの松井秀喜選手・マリナーズのイチロー選手・城島健司選手の3選手共に出場し、3日のゲームは3人共に2安打、4日は松井選手が2安打2打点、イチロー選手は1安打1盗塁で、城島選手は無安打でしたが、両ゲーム共に打撃戦となったことからとても盛り上がり、楽しい時間はあっという間でした。松井選手は2試合共に4番打者でした。いつ来ても感じますが、フェンスがないのはグラウンドが近く感じ、より迫力があり、その雰囲気は個人的には大好きです。

シーズンは9月まで続きますので、ニューヨーク滞在中にゲームが開催されている際には是非足を運んでみてはいかがでしょうか!マンハッタンからは地下鉄で約15分(グランドセントラル)程度で行くことができます。ヤンキースの試合スケジュールはこちらのページよりご覧いただけます。

なお、同じくニューヨークを本拠地とするニューヨーク・メッツも今年で本拠地の「シェイ・スタジアム」がラストイヤーとなり、来年は新球場での開催になります。

ヤンキース2ヤンキース3


ヤンキース4ヤンキース5

修復が進むソウルの南大門 4/30(水)

d99c3097.jpg今年2月に放火され、全焼してしまったソウルの南大門に今回行ってきましたが、修復工事が既に始まっていました。ニュース記事など見ると、修復は現場に残っていた破片を使っての原型保存処理が可能とのことですが、復元には半年以上はかかる見込みとのことです。

南大門の表側は下部の写真にありますが全て覆われており、裏側は修復作業を透明のパネル越しに見ることができるようになっており(最初の写真)、地元の人・観光客共に沢山の人が見に来ておりました。また韓国で書いてあったので中身はわかりませんでしたが、寄せ書きされた紙が貼れていました。

南大門市場に出掛ける度に何気なくそして当たり前のように見ている南大門ですが、それがないと寂しいものです。修復でどの程度まで回復できるのか見守りたいと思います。

南大門1南大門3

バンコクのお気に入りタイ料理レストラン、スコタイホテル内の「CELADON(セラドン)」 3/22(土)

d1d6993e.jpg2週間近く前になりますが、久しぶりにバンコクへ行ってきました。バンコクへ行くと必ず訪れるレストランが、スコタイホテル内の「CELADON(セラドン)」です。ホテルの離れにある建物にレストランはあり、天井が高く、テラス席もあるなど、味と共に雰囲気も気に入っています。料理は全て、お店の名前にもあるようにセラドン焼の陶器で出されています。

今回はランチで訪れ、青パパイヤのサラダ、トムヤムクン、グリーンカレーを注文しました。飲み物はココナッツドリンクです。個人的に「CELADON(セラドン)」を気に入っている理由として、とても洗練された味で、辛さも調節してもらいながらも、本格的なタイ料理が満喫できるからです。

まず青パパイヤのサラダは見た目以上に食べると辛いのですが、後を引きます。そしてトムヤムクンですが、海老の旨みも入りながらも酸っぱくて辛い味がたまりません。妄想かもしれませんが、体の中がすっきりしていくのがわかります。最後まで飲み干してしまいました。そしてメインのココナッツ味のグリーンカレー、ライスの上にかけて食べましたが、想像取りの味で、ココナッツが入っていることから比較的マイルドな味で、食もどんどん進み、最後にデザートでマンゴーを食べてお店を出ましたが、ゆったりとした雰囲気の中で、タイ料理を心行くまで満喫しました。大体一人あたり3,000円程度で十分満喫できると思います。

バンコクでおすすめのタイ料理のお店です。

■CELADON(セラドン)
スコタイホテル内
The Sukhothai 13/3 South Sathorn Rd.

ココナッツ青パパイヤサラダ


トムヤムクングリーンカレー


マンゴー

マルタとキプロスがユーロ通貨を元日より導入 1/2(水)

ヨーロッパの共通通貨であるユーロが、2008年1月1日より新たにマルタ共和国とキプロス共和国の両国で導入されました。

マルタでは、マルタリラが通貨として流通しておりましたが、1ユーロ=0.4293マルタリラでの換算レートとしてユーロに、またキプロスについてはキプロスポンドが通貨でしたが、1ユーロ=0.585274キプロスポンドでの換算レートでユーロに変わりました。

ヨーロッパの共通通貨であるユーロは、オーストリア、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシア、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、スロベニア、スペインに、今回のマルタとキプロスを加えた15カ国の共通通貨になりました。イギリス・スウェーデン・デンマークをはじめ、あえてユーロを導入しない国もある反面、スロバキア、リトアニア、ラトビア、エストニアなどの東欧諸国ではユーロ導入の為の準備も進んでおり、ますます巨大通貨にユーロはなっていきます。

日本人にとっては1ユーロ160円を超える水準で、通貨による出費増の状況が続いてますが、ユーロが使用できる国が増えていることは旅行する人にとっては便利なことだと思います。

※ANA初日の出フライトの記事は現在執筆中の為、もうしばらくお待ち下さい。

上海市内と浦東空港の約30kmを7分で結ぶ最高時速431キロの上海リニア 11/5(金)

d591dba9.jpg去年の上海訪問に続いて今回も、上海市内の東にある龍陽路駅と浦東空港までの約30キロメートルを約7分で結ぶ上海リニアに乗車してきました。最高時速は431キロです。

今回は、往路便は羽田=虹橋線を利用した為にリニアには乗れませんでしたが、復路便は浦東=成田線の利用であったことから、リニアモーターカーを利用することにしました。中心部の人民広場駅から地下鉄2号線に乗って、リニアが出発する龍陽路駅まで行きました。昨日のブログでも書きましたが、上海市内の交通渋滞が激しいこともあり、荷物が少なければ、上海市内と浦東空港の間は、地下鉄&リニアモーターカーの組み合わせがおすすめです。

リニアモーターカーは日中の時間帯であれば15分間隔で運行しており、航空券の提示で40元(600円)、提示なしの場合は50元(750円)です(2倍の料金でVIP席が利用できます)。航空券がeチケットの場合は割引が適用されないようで(こちらのページを参照)、私も2回目のリニアモーターカーの利用で、両方共にeチケットでしたが、初回はダメで、今回はOKでした。今回のeチケットは航空券と同じサイズのeチケットだった為に航空券と思ったようです。それにしてもeチケットだと割引対象にならないというルールの背景はよくわかりません。

発車をするとすぐに加速が始まり、約3分後には最高時速の431キロに到達します。そして約1分間最高速度である431キロで走行した後、減速が始まり、7分後には浦東空港に到着しました。多少は揺れますが、乗り心地は悪くなく、何よりも431キロというスピードが快感です。高速道路を走っている車が止まっているように見えるのが印象的でした。この上海のリニアモーターカーも上海の観光の1つとして、パッケージツアーでも浦東空港から龍陽路駅までリニアに乗車してから、大型バスに乗り換えてホテルに向かうプランもあります。上海・浦東空港を利用する際には是非利用してみてはいかがでしょうか。

上海リニア2上海リニア3

中国の入国カード・出国カードが変わりました 11/3(土)

b29e55bf.jpg昨日、1泊2日の上海取材から帰国しました。帰りは上海・浦東空港発の成田空港行きで帰国しました。昨日は午前中、上海・虹橋空港近くで植樹が行われ、日本のからのツアー参加者・地元の方々・ANA・上海航空関係をはじめ、779名による植樹が行われ、ANAの山元社長も参加されました。植樹の様子については後日、改めて取り上げますが、今日は中国の入国カード・出国カードが変更されたことについて取り上げます。

これまでは、黄色の入国カード・青色の出国カードと別々になってましたが、日本人を含む外国人については新フォームになりました(写真)。新しいカードでは、入国カードと出国カードの一体型となり、中国到着後の入国時にスタンプと共に半分(入国カード部分)が切り取られ、出国の際に必要な出国カード部分がパスポートと共に返却されます。これまでの入国・出国カードは利用できないのでご注意ください。10月後半より新しい入国・出国カードの利用が始まった模様です。

切り替わり直後だったこともあり、帰りの浦東空港では、旧カードに記入してしまい、出国審査の際に再度新フォームに書き直されている人の姿が多く見られました。

ちなみに中国入国の際には、入国・出国カード以外に健康に関する質問書(検疫申告書)、税関申告書が必要で、出国の際にも出国カード以外に税関申告書の記入が必要です。記入に時間がかかるので、飛行機に乗っている間に記入するのがベストだと思います。

数年前までは短期の滞在でもビザが必要で、ビザ番号も入国カードに記入した記憶がありますが、15日以内の滞在であればビザ免除になり、本当に気軽に出かけられるようになったと思います。

ユーロスターのロンドンの発着駅が11月14日からセント・パンクラス・インターナショナル駅に変更されます 10/17(水)

All About「ロンドン」サイトで興味深い記事が出ていたので紹介したいと思います。『11月、ユーロスターが生まれかわる!』の記事で私も知りましたが、1994年に開通したロンドンとパリ、ブリュッセルを結ぶ高速列車の「ユーロスター」のロンドンの発着駅が11月14日(水)よりこれまでのウォータールー駅から、市内中心部のセント・パンクラス・インターナショナル駅からの発着に変更されます。6つの地下鉄(チューブ)が乗り入れている他、キングスクロス駅からも徒歩3分の距離です。また繁華街のピカデリー・サーカスやオックスフォードサーカスからも至近距離でこれまでに比べてより便利になります。ロンドンの地下鉄マップ(PDF形式)を見ると近さが実感できると思います。

今回、発着駅の変更だけでなくスピードアップもされます。イギリス側で新たな高速専用線が導入され、最高時速300キロでの走行が可能になることから所要時間がこれまでよりも約20分短縮され、パリまで最短2時間15分、ブリュッセルまで最短1時間51分で結ぶとのことです。ロンドン=パリ間が東京=京都の「のぞみ」とほぼ同じ所要時間で移動できることから、これまで以上にロンドンとパリやブリュッセル間の移動に「ユーロスター」を利用する人が増えると思います。私も10年近く前に1度利用しただけですが、リニューアルする新しい「ユーロスター」に乗ってみたいです。

ムンバイのシンボル的な最高級ホテル「タージ・マハル・ホテル」 9/14(金)

6b93b0e9.jpg昨日に引き続き、インド・ムンバイについての話題です。今日はムンバイのシンボル的な最高級ホテルであるタージ・マハル・ホテルについて紹介します。

昨日紹介したインド門の目の前に、タージ・マハル・ホテルがあります。インド最大の富豪といわれたジャムシェードジー・ターターが建てたホテルで、当時のホテルはヨーロッパ人専用のホテルが多く、そんな状況の中で、世界に通用するインド人も入れるホテルが必要という考えからできたホテルです。

ホテルのエレベーターや建物を支える鉄骨はパリのエッフェル塔と同等のものを調達。外観はインド・サラセン調とゴシック様式が融合した建物は1903年に完成しました。最初の写真はインド門の前から撮影しましたが、その壮大さと豪華さはインドらしさを感じます。

ホテルの中にはルイ・ヴィトンなどの高級ブランドも入っておりますし、中庭にはプールもあるなど、インドの最高級なセレブな時間を過ごすことができます。ロビーも高級感溢れる雰囲気でした。

私もホテル内のインド料理のレストランでランチを食べました。チキンカレーやタンドリーチキンなどを食べましたが、さすが最高級ホテル。味も洗練されており、スパイスが効いたチキンカレーは最高でした。ご飯との相性もよかったですし、ナンをカレーにつけて食べてみましたが美味しかったです。さすがホテルだけあって、手ではなく、スプーンで食べました。値段も高めで、ガイドの分と合わせて9,000円(2名)程度でした。最後の写真はマンゴーラッシーとチャイです。どちらも大変美味しかったです。

今回ムンバイへ行くにあたり、「タージ・マハル・ホテル」の宿泊の値段を調べたところ、大体1泊1室4万円程度です。新館と旧館ありますが、最初の写真にあるのが旧館で、ほとんどの部屋から海が見渡せるとのことです。ムンバイで格式のあるホテルに泊まるのもいいですね!(今回はヒルトンに泊まりました)
taj2taj3


taj4taj5


taj6taj7

インド・ムンバイの市内観光 9/13(木)

b91382ff.jpg「ANA BusinessJet」の成田=ムンバイ線が9月1日(土)に就航して今度の土曜日で2週間になります。遅くなりましたが、主なムンバイの観光スポットを写真でご紹介します。私のムンバイの訪問は1日しかありませんでしたが、車と日本が話せるインド人のガイドと共に半日観光に出かけました。

まずはムンバイのシンボルであるインド門。これは1911年にイギリス国王のジョージ5世とメリー王妃のインド訪問を記念して建造された門で高さは26メートルあります。私が訪れた9月は観光のオフシーズンということでしたが、それでも沢山の人(特にインド人の観光客)がいました。ピーク期にはもの凄い人が集まるとのことです。また船で約1時間の世界遺産エレファンタ島の船の発着場でもあります。

そして、文章の最後のすぐ後にある写真はチヤトラパティ・シハジ・ターミナス駅(ヴィクトリア・ターミナス駅)。こちらはイタリアのゴシック様式の建物で1853年から使われている駅とのことです。駅の中も入ってみましたが、インドらしい少しオールドな感じの列車を見ることができました。どの国いっても駅というのは、その国の様子がわかる場所で大好きです。

次はプリンス・オブ・ウェールズ博物館。1911年のイギリス国王の訪問を記念して建てられたもので、インド・サラセン様式の建物の中には美術・考古学・自然史が展示されているそうです。今回は時間の都合で建物だけ見てきました(写真)。

そして今回個人的に良かったのが、ガンジー記念館(マニ・バワン)(真ん中の写真2枚)。インドの父と言われるマハトナ・ガンジーがムンバイ滞在中に生活していた建物が記念館となり、著書の展示、ガンジーの生活していた部屋を再現したり、ガンジーの歴史についての展示などもあり、とても勉強になりました。

それ以外ではインド独自の洗濯場のエリアにも行ってみましたが、写真(最後の2枚)にもありますが、あまりの壮大な光景にも驚きました。

明日はムンバイの老舗最高級ホテルで、インド門と共にシンボルであるタージ・マハル・ホテルについて取り上げます。
city1city3


city4city5


city6city7
お知らせ
文化放送(AM1134)「オトナカレッジ」サードシーズンに突入。2015年10月2日(金)より、月に2回、金曜日21時からの「経済・ビジネス学科」で「日本を変える!観光ビジネス研究」をテーマにお話させていただきます。10月の出演は2日と30日です。
http://www.joqr.co.jp/college/
文化放送「オトナカレッジ」、ポッドキャストで聴ける「聴く図書館」
2015年10月から文化放送「オトナカレッジ」出演後にポッドキャストでも講義が配信されます。その名も「聴く図書館」。放送同様によろしくお願いします。
http://www.joqr.co.jp/college-pod/
発行人の著作本
個人旅行に役立つ旅行リンク集
個人旅行者に役立つページだけを集めたリンク集を開設しました。
http://www15.ocn.ne.jp/~b-trip/kaigailink.htm(海外旅行編)

http://www15.ocn.ne.jp/~b-trip/kokunailink.htm(国内旅行編)
注意事項
内容に関してトラブルが発生してもその責任は当方では一切責任を負いません。この情報を最終的に利用する場合は読者自身で関係先に確認して利用してください。
Recent Comments
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

取材依頼などについて
取材依頼・各種お問い合わせについては、こちらより受付しております。
ツイッター
What's up? ANA
ANA「What's up? ANA」
楽しく気軽に「ANAの“イマ”」がわかるサイトとして、ANAグループの新しいサービスのご紹介に加え、体験レポートなど、お客様目線の「リアル」な情報を発信しています。
ホテル予約サイト
楽天トラベル

一休.com

【ホテルクラブ】海外ホテル予約。人気のあのホテルが最大60%引き
  • ライブドアブログ